頑張って書いたのに…
もう今日から12月。昼間はかなり暖かく感じますが朝晩との温度差がおおきいですね。
ここ2週間くらい、朝6時の時点でも朝日がまだ昇っていなくて暗く、
6時半くらいまでにぐーっと明るくなるようになりました。
先日、小学生の保護者のかたが校舎にきてくれて、少しお話させてもらいました。
世間話の中で、漢字ドリル、計算ドリルの話になりました。
ドリルといえば…
数年前、塾に通っていた小学生が、休み時間に漢字ドリルを勉強していたり、授業前早く来る生徒が
学校の宿題や、塾の宿題を勉強していたりしたのですが、漢字のドリルを非常に熱心に勉強していました。
小テストがあるらしいのですが覚えるだけでなく、その新出漢字を使った熟語を数多く辞書で探しそれまで覚えていく。
おそらく周りの生徒と競争しながらすごく前向きに取りくんでいたんだと思います。
通塾している同じ小学校の生徒が何人か競って努力している様子でした。
正直すごい先生だな。と思いました。
ほぼ同時期、私にも小学生の子供がいるのですが、
夏休みになった際、計算ドリル、漢字ドリルを全部終わらせて提出という課題がでていたようで、
そのときはじめて計算ドリル、漢字ドリルの存在を知る…かんじでした。(おはずかしい)
学校に置きっぱなしでまったく自宅で見る機会がありませんでした。
その夏休み…多くの漢字が覚えられていなくてけっこう苦しんでいました。
そのときの計算ドリル・漢字ドリルの使い方がいいかげんで驚きました。
本人曰く、おおむね毎日「自主学習」という宿題が出ていたようで、
自主的に学習できない彼は、結果的に「学習しなくてよい」という選択をしていたようです。
「本人次第ですよね。」「本人に任せています。」「やるのは本人だから…」「興味あることのほうがやる気が出るから…」
職場でけっこう頻繁に聞かれる言葉です。
良い意味でつかわれることもありますが、そうではないのでは…と感じることもあります。
保護者のかたとの世間話に話を戻します。
お母さんたちの会話の中で
「小5の漢字は難しくって私もわかんないし、本人やりたくないって言うんだからもうほっといていいよね~」
「本人次第だよね~」
という会話があったらしく聞いててびっくりしたとのことです。
私もそれを聞いてびっくりしました。
確かに小5の漢字は簡単ではないと思います。
保護者の皆様に「小5漢字テスト100問」とかやってみてもらっても、満点取れるかたは
少ないんじゃないかと思います。(私もです。)
これを「本人次第」と言ってしまっていいのか…
私はよくないと思っています。
こどもの目の前で漢字をスラスラ書いてみせて、親は偉大だ!
とこどもより優れている姿をほうが、カッコつくかもしれませんが
そうでないといけないとは思いませんし、
そうでないとこどもを勉強させられないとは思いません。
その先もずっと勉強は続いていくことを考えると、
好き、嫌い云々ではなく、やるべきでしょう。やらせるべきでしょう。
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